ハムイチの棲み家

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 映画の感想文 [158] パッセンジャーズ

<<   作成日時 : 2009/11/21 09:06   >>

トラックバック 0 / コメント 0

【パッセンジャーズ】
2009年3月
原題:PASSENGERS
監督:Rodrigo Garcia(ロドリゴ・ガルシア)
出演:Anne Hathaway(アン・ハサウェイ), Clea DuVall(クレア・デュヴァル), David Morse(デヴィッド・モース)

あらすじ(途中まで)
 飛行機の墜落事故で奇跡的に5人の乗客が生き残り、女性セラピストのクレアが彼らのカウンセリングを担当することになった。
 ところが生存者の一人であるエリックに集団カウンセリングを拒否され、彼だけ自宅で診察をすることになるが、彼はクレアにしきりにモーションをかけてきた。クレアは仕事の倫理上、エリックの誘いを拒むものの、内心、嫌っているわけではなかった。
 他の4人の生存者による集団カウセリングでは、彼らが語る事故の様子に食い違いが大きかった。クレアは、事故のショックによる記憶の錯誤だと思っていたが、やがて航空会社から事故原因を詮索しないようにと圧力を受け始めた。しかもカウンセリングにやってくる生存者が一人また一人と姿を消していき、クレアの身辺でも不可解なことが起こり始め、ついには半年前に喧嘩別れした姉とも連絡が取れなくなってしまった。

感想
 退屈な映画。前半はカウンセリングの様子や、クレアとエリックの仲が少しずつ接近していく様子がダラダラと描かれる。話が回り始めたなと思うあたりで、オチが読めてしまうので、かなり醒めた眼で後半を観ることになる。

 シナリオが良くない。カウンセリングはとても荒っぽい表現だし、個々のシーンも状況やセリフがつまらない。
 この映画はクレアという女性を描こうとしたものなのだろうけど、決定的に魅力不足だ。あまり優秀なセラピストに見えないし、何か取り柄があるようでもない。性格的に思い入れできない主役だ。だから彼女とエリックとの関係もちっともロマンチックに感じないし、彼女が謎に迫ろうとするのを見ても、どうでもいいと思えてしまう。彼女の姉が手紙を読むシーンでも、本当ならば涙の名場面なのだろうけれど、演出がうまくないうえに手紙の文面がありきたりなので、ぜんぜん感動しなかった。
 とにかく、もっとダイアログを上手に、しかも一つ一つの言葉に力のあるセリフを書いてくれないと白けてしまう。

 演技では、生存者の一人シャノンを演じたクレア・デュヴァルが目立つ。顔は……まあ好き好きだとは思うけど、『パラサイト(The Faculty; 1998)』のときから存在感がある役者で、この映画では集団カウンセリングの生存者を代表するような役柄になっている。クライマックスの墜落シーンで、「いよいよ来たか」と観念しながら涙目でイヤホーンを付ける演技が、この映画の中でのベストだろう。
 航空会社の社員アーキンをデヴィッド・モースが演じているのだが、適役のような、ミスキャストのような――というのは、彼は『ランゴリアーズ(The Langoliers; 1995)』のパイロット役の印象が強いからで……(って、これ以上は言えない!)
 クレアを演じたアン・ハサウェイ――美人です。顔の一つ一つのパーツが大きくて色白で……まあ好き好きだとは思うけど。

 基本的にアン・ハサウェイのファンが観る映画。


 ⇒ このブログのトップへ
 ⇒ にほんブログ村 映画ブログへ

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

映画の感想文 [158] パッセンジャーズ ハムイチの棲み家/BIGLOBEウェブリブログ
[ ]