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zoom RSS ワールドカップ2018 ロシア大会 (その9) アルゼンチンvsアイスランド 感想

<<   作成日時 : 2018/06/17 01:37   >>

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グループD
2018.06.16 16:00 (日本時間:22:00) スパルタク・スタジアム(モスクワ)
アルゼンチン 1−1 アイスランド
アグエロ(前19)
フィンボガソン (前23)

● 布陣
 アルゼンチンは4−1−4−1。試合が始まってみると、守備的というよりは、アイスランドを舐めて攻撃的布陣を敷いたように感じました。つまり、前方の5人が攻撃に専念し、中盤の守備はマスケラーノ一人で十分という考え。確かに選手の個の実力ではそれで足りていましたが、生身の人間がチームで戦うとなると、そういう甘い計算は通用しませんでした。

          19 アグエロ
11 デイマリア  5 ビリア  10 メッシ    13 メサ
         14 マスケラーノ
3 タリアフィコ 16 ロホ 17 オタメンディ 18 サルビオ
         23 カバジェロ

 アイスランドは、4−4−2。メッシに対してはマン・ツー・マンを付けることはなく、人の並びの上では後方やゴール前を厚くするなどの守備的な形を採用することもありません。
 それにしても、全員が「○○ソン」。バイキングの息子たちという風情です。

      11 フィンボガソン  10 シグルドソン
8 ビャルナソン 20 ハルフレドソン 17 グナルソン 7 グズムンドソン
18 マグヌソン 6 シグルドソン  14 アルナソン 2 サイバルソン
           1 ハルドルソン

● ゲームの支配
 試合全体を通りて、圧倒的なアルゼンチンのポセッション。ほぼ3対1を上回る率でアルゼンチンがボールを支配していました。
 しかし、ゲームを支配していたかとなると、ちょっと違います。
 個の力で劣り、戦術的な問題も抱えながら、アイスランドの気迫がゲームを支配する内容となりました。
 アイスランド、すごい。

● 前半
 アイスランドは4−4−2のラインを作って必死にアルゼンチンの攻撃を防ぎます。アルゼンチンの選手がボールを持って仕掛けようとしても、あわてて飛びこむことはなく、180cmを超える巨体でコースを切るように立ちふさがります。メッシに対しても、なるべく2人で壁を作るようにしていました。ただし、2人の隙間が50cm以上開くと、いわゆる「門」になって、メッシがその隙間にパスを通すという形になります。
 こうした精密さとアバウトさの対比の妙を味わう局面が続きます。

 面白いことに、アイスランドは攻撃のときに早いタイミングでのハイボールを入れません。ある程度つないでサイドを崩そうとします。おそらく深い位置からクロスを入れて、有利な態勢での高さ勝負をしたいということでしょう。

 ところが、アルゼンチンの執拗な攻撃に、アイスランドのDFラインが崩れ始めます。まず2列目の並びがぼんやりしたものになり、ここに穴が出来たり、最終ラインに吸収されるなどの状況が生じ始めます。そして全体がズルズルと後に下がり、とうとうPA内に最終ラインが押しこまれる状況が続くようになります。
 これは危ない。攻撃側がたった一度の好プレーをするだけで、近距離からのシュートを打たれることになるからです。
 僕が「やばいな〜、やばいな〜」と思ううちに、アグエロの個人技で決められてしまいました。縦パスを受けて、素早い反転シュートが決まったものです。前半19分でした。

 このまま、アルゼンチンが大量得点を挙げるかと思いきや、試合は意外な方向へ。
 直後の23分、アイスランドの数少ないチャンスが実ります。
 珍しく人数をかけて攻撃を仕掛け、アルゼンチンのゴール前を何度かボールが往復して、最後はフィンボガソンが押し込みました。
 このときアルゼンチンの守備は人数が足りていました。CBが相手を離す悪い癖があるようで、これって今後、強豪国と当たるとき、かなり致命的です。

● 後半
 後半、アルゼンチンはシステムを変えたようです。
 ビリアをマスケラーノの横の位置に置き、全体を4−2−3−1の形にしました。これによりディマリアとメサの守備の負担を軽減させ、二人の攻撃機会を増やそうという狙いに見えました。
 実際、ディマリアの運動量が上がり、中へ切れ込む回数も増えるのですが、どうも全体と噛み合いません。はっきりとした効果が出ないまま、時間ばかりが過ぎていきます。
 39分、イグアインを入れて、今度は4−4−2のツートップに変更しました。こちらの形のほうが効果的なようでしたが、時、既に遅し。時間切れ、引き分けとなりました。

● メッシとハルフレドソン
 今回もメッシありきのアルゼンチン。いや、前回より依存度が高くなっているかもしれません。ところがメッシはかなりキレが落ちてます。
 アルゼンチンは苦しいことになりそうです。


 実は、今日の試合では、中盤で一番印象に残ったのはハルフレドソン。アルゼンチンの攻撃を数多く止め、守備にすごく効いていました。引き分けの功労者だと思います。

 ⇒ その1 始まるよー!
 ⇒ その2 グループリーグの予想
 ⇒ その3 トーナメントの予想
 ⇒ その4 ロシアvsサウジアラビア
 ⇒ その5 エジプトvsウルグアイ
 ⇒ その6 モロッコvsイラン
 ⇒ その7 ポルトガルvsスペイン
 ⇒ その8 フランスvsオーストラリア
 ⇒ その9 アルゼンチンvsアイスランド (今回の書き込みです)

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