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zoom RSS ワールドカップ2018 ロシア大会 (その26) アルゼンチンvsクロアチア 感想

<<   作成日時 : 2018/06/23 11:59   >>

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グループD
2018.06.21 21:00 (日本時間:27:00) ニジニ・ノヴゴロド・スタジアム
アルゼンチン 0−3 クロアチア
レビッチ(後8), モドリッチ(後35), ラキティッチ(後91)

● 布陣
 アルゼンチンは3バックにしてきました。マスケラーノの右にペレスを並べた3−4−3の形です。さらに、左の中盤にアクーニャ、右DFにメルカドを入れています。

           19 アグエロ
     13 メサ          10 メッシ
8 アクーニャ 14 マスケラーノ 15 ペレス 18 サルビオ
   3 タリアフィコ 17 オタメンディ 2 メルカド
           23 カバジェロ

 クロアチアは4−2−3−1。モドリッチがトップ下です。
 なお、メッシに特定のマークを付けるということはしませんが、ラキティッチがケアすることが多く、とりわけ危険な時には、自分のゾーンを切ってでも、メッシに付いている選手のカバーに入ることもありました。

        17 マンジュキッチ
 4 ベリシッチ  10 モドリッチ  18 レビッチ
    7 ラキティッチ   11 ブロゾビッチ
3 ストリニッチ 21 ビダ 6 ロブレン 2 ブルサリコ
         23 スバシッチ

● 前半
 負けられないアルゼンチン。しかし、クロアチアの攻撃をものすごく警戒していて、マスケラーノとペレスが中央でハードな守備を繰り広げます。ただし、最終ラインは、左右に大きく振られると逆サイドをフリーにしてしまうことがあり、ここが弱点となったようです。
 攻めるときは、ミドルのパスでサイドから高速に上がることが多いようでした。
 今日のメッシは走ります。攻撃では敵DFの裏を狙って走り込むこともありましたし、驚いてしまうのですが何と珍しいことに自陣深くまで走って戻って守備という場面もありました。

 クロアチアは前から圧力をかけます。
 攻撃に転じると、アルゼンチンと同じようにミドルのパスが多く、短い距離のパス交換をする時はダイレクトを多用します。そしてモドリッチが変化を付けて崩しにかかるというのが、基本形です。

 CKの守備。アルゼンチンは、マンツーマンに加え、GAのライン付近に横に3人並べ、さらにニアに二人立たせます。クロアチアはニアポスト付近に縦に二人、ゴール正面に一人という配置です。

 ポゼッションはアルゼンチンが高いのですが、内容は全くの互角、あるいはクロアチアやや優勢。
 理由の一つは、ぶつかり合い。
 平均身長が、アルゼンチンは175cmに対してクロアチアは184cmで、体格差は歴然としています。しかもクロアチアの選手は運動能力も高いので、アルゼンチンが俊敏さや技術で優位になるということにもなりません。局面で勝つには、スピードが足りないという感じでした。
 理由の第2は、攻撃のアクセントを付ける役割の有無。
 クロアチアのモドリッチは全体の中央でアクセントを付けますが、メッシは右サイドでポイントを作ることもなく、アルゼンチンの攻撃は意外性が低いものとなりました。

● 後半
 後半も互角の戦いが続くかと思われたのですが、意外な事故が起こります。
 8分、アルゼンチンの守備。バックパスに対してGKカバジェロがミスキックをしてしまい、詰めていたレビッチがすかさずダイレクトボレーを決めました。
 それまでクロアチアは、GKへのバックパスには必ず誰かが詰めていたのですが、おそらくカバジェロのキックの不安定さを事前に見抜いていたのでしょう。

 直後にアルゼンチンはイグアインを入れ、DFを4バックに変更し、前掛かりになりますが、カウンター得意のクロアチアの術中にますます嵌る(はまる)ような状況となりました。

 アルゼンチンが攻め疲れを見せ始めた後半35分、クロアチアは左サイドで崩した後、ゴール正面でパスを受けたモドリッチが2回切り返してオタメンディを振り切り、右足でシュート。きれいなカーブのかかったボールが、巻くように右ポスト脇に突き刺さりました。
 このとき、マスケラーノは(アルゼンチンから見て)右サイドに釣り出され、彼も含めて5人のDFが横一線に並ぶ形になり、そこからオタメンディがモドリッチに寄せたのですが、かなり甘い寄せでした。それまでのアルゼンチンは、前掛かりなためにサイドがガラ空きになることが多く、マスケラーノは度々右サイドのゾーンをカバーしていました。そこをクロアチアが見逃さなかったということでしょう。
 しかも、アルゼンチンのほかの選手はゆっくりと戻ってくるような状況。
 疲労半分、あきらめ半分の感じられる失点でした。

 3点目はロスタイム。
 アルゼンチンの左CKのカウンターから。一度ボールがアルゼンチンGKカバジェロまでクリアーされますが、カバジェロのロングボールが弾き返されされ、再度のカウンターになります。走り込んだラキティッチがシュート。カバジェロが弾いたボールをコバチッチが拾い、飛び出したカバジェロをかわしてゴール正面のラキティッチへパス。楽々とGKのいないのゴールへ流し込みました。

● いらつくメッシ
 今日のメッシは、内心は燃えるものがあったと思います。いつもと違って走っていましたから。
 しかし、結果は最悪の敗戦。

 今日はラキティッチが効いていました。
 メッシに対する対策は、ぴったり付いて回るマン・マークは必要ありませんし、前大会のシュバインシュタガーほどでなくてもいいのですが、特定マーカーを決めて常に彼をケアさせるのが効くということでしょう。

 試合中、相手のラフプレーに珍しく激昂する場面がありましたが、苛々がたまるばかりの、不満な試合となりました。

画像
ストリニッチの汚いプレーに怒るメッシ
「ピッチでシンクロやってんじゃねえよ!」 (と言ってるのかな?)


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