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zoom RSS ワールドカップ2018 ロシア大会 (その50) イングランドvsベルギー 感想

<<   作成日時 : 2018/06/30 12:19   >>

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グループG
2018.06.28 20:00 (日本時間:27:00) カリーニングラード・スタジアム
イングランド 0−1 ベルギー
ヤヌザイ(後6)

● 布陣
 イングランドは並びこそ3−1−4−2ですが、先発を9人も入れ替えてきました。

 11 バーディー   19 ラシュフォード
3 ローズ 17 デルフ 21 ロフタスチーク 22 アレクサンダーアーノルド
       4 ダイアー
15 ケーヒル 5 ストーンズ 16 ジョーンズ
      1 ピックフォード

 ベルギーもいつもの形、3−4−3。こちらも9人、入れ替えです。

  8 フェライニ  21 バチュアイ 18 ヤヌザイ
16 アザール 19 デンベレ 17 ティーレマンス 22 シャドリ
 3 フェルメーレン 20 ボヤタ 23 デンドンケル
          1 クルトワ

● 2軍戦
 言い方は悪いけど、どちらも2軍どうしの戦い。既に決勝トーナメント進出を決め、次の試合に備えての主力温存及び控え選手の経験値向上を図っていることは明白です。
 だからといって、全力で勝ちにいかないからスポーツマンシップに悖る(もとる)なんて言いません。ワールドカップとはそういうもの。大会全体を通じてベストを尽くすものだからです。

 計算も実力のうち。
 結果を得るために敢えて力を抜くという胆力も実力のうち。
 むしろ、選手層の厚さは実力のうちというべきかな。(*1)

 ただし、試合そのものは面白くなりませんので、入場料や放映権料を払った観客やテレビ局、スポンサーからは大ブーイングですけどね。そういう現象も含めて、それがワールドカップです。
 月並みなスポコン論理をふりかざしても、自分が文句を言ってる対象について、現実を知らないと笑われるだけです。

 この試合は、そうした試合の典型となりました。
 この書き込みの「ワールドカップ2018 ロシア大会 (その2) グループリーグの予想」で書いたとおり、「双方が引き分け狙いの消化試合」です。

● 前半
 両チームは、3バックなど大きな特徴は似ているものの、微妙にやり方が違います。今回は控え選手が中心の構成なためか、両チームが本来目指す戦術が、より鮮明に表れることとなりました。

 イングランドは短いパスで後方から組み立てていき、長いパスを入れ、ダイレクトで早いクロスをゴール前に供給するというやり方。
 ベルギーは長いパスのあと、ドリブルやぶつかり合いなど、個の能力で打開していくというやり方です。

 最初はイングランドが押し気味でしたが、次第にベルギーのポゼッションが増えていきます。20分も過ぎると、ベルギーが後方でじっくりボール回しをしながら隙を窺うようになり、イングランドは5−3−2にきれいに並んで守備します。
 激しさのない、まったりした時間が流れていきます。
 ロスタイムも無く、前半終了

● 後半
 後半の立ち上がり、ベルギーが得点します。
 押し込んだパス回しの中で、右のヤルザイがパスを受け、二歩ほど中へ持ち込んでシュート。左足で巻くボールがゴールに吸い込まれました。
 このときのイングランドのローズの守備。甘い寄せで、もうどうにも緩々(ゆるゆる)です。
 やる気ねえな――って感じ。

 この後も緩い攻防が続き、試合終了。
 見どころは、ロフタスチークの重戦車のような突進くらいでした。

● 3バック
 イングランドの3バックは、引いて守るときは意識的に5バックになります。これはナイジェリアなどが見せた「極力5バックにしない3バック」とは似て非なるものです。
 こうした旧式3バックあるいは5バックは、リードされると反発力が弱いようです。
 先制点が絶対に必要になりますが、同じ程度の実力の相手と戦う場合、先制点をどっちが取るかは五分五分です。したがって、同格なら50%以上の勝率を挙げることは無理。
 「旧式3バックは、同格の戦いでは勝てない戦術」ということになりそうです。

(*1) 日本の場合は、
・ 計算も実力のうち
・ 結果を得るために敢えて力を抜くという胆力も実力のうち (西野の勝負勘も実力のうち――かな)
・ フェアプレーの積み重ねも実力のうち
 ということですね。
 まずは、ファールやイエローが多いうえに敗退したチームと比較して、意見をいうべきです。
 そして試合には相手がいることを忘れないように。ポーランドも合意し協力したうえでのボール回しでした。

 ただし、何度もやることではありません。いずれ日本が強くなって、ベスト8、ベスト4などにたどり着く実力がついたら、それにふさわしい品格が求められます。
 でも、いまは、ルールを守りながら、何が何でもベスト16を目指す態度こそが感動ものです。
 これって、横綱は張り手をやっちゃダメみたいな論理で、日本人なら理解できることです。

 ⇒ その1 始まるよー!
 ⇒ その2 グループリーグの予想
 ⇒ その3 トーナメントの予想
 ⇒ その4 ロシアvsサウジアラビア
 ⇒ その5 エジプトvsウルグアイ
 ⇒ その6 モロッコvsイラン
 ⇒ その7 ポルトガルvsスペイン
 ⇒ その8 フランスvsオーストラリア
 ⇒ その9 アルゼンチンvsアイスランド
 ⇒ その10 ペルーvsデンマーク
 ⇒ その11 クロアチアvsナイジェリア (ちょっと待ってね)
 ⇒ その12 コスタリカvsセルビア
 ⇒ その13 ドイツvsメキシコ
 ⇒ その14 ブラジルvsスイス
 ⇒ その15 スウェーデンvs韓国
 ⇒ その16 ベルギーvsパナマ
 ⇒ その17 チュニジアvsイングランド (ちょっと待ってね)
 ⇒ その18 コロンビアvs日本
 ⇒ その19 ポーランドvsセネガル
 ⇒ その20 ロシアvsエジプト
 ⇒ その21 ポルトガルvsモロッコ
 ⇒ その22 ウルグアイvsサウジアラビア
 ⇒ その23 イランvsスペイン
 ⇒ その24 デンマークvsオーストラリア
 ⇒ その25 フランスvsペルー
 ⇒ その26 アルゼンチンvsクロアチア
 ⇒ その27 ブラジルvsコスタリカ
 ⇒ その28 ナイジェリアvsアイスランド
 ⇒ その29 セルビアvsスイス
 ⇒ その30 ベルギーvsチュニジア
 ⇒ その31 韓国vsメキシコ (ちょっと待ってね)
 ⇒ その32 ドイツvsスウェーデン
 ⇒ その33 イングランドvsパナマ
 ⇒ その34 日本vsセネガル
 ⇒ その35 ポーランドvsコロンビア
 ⇒ その36 ウルグアイvsロシア (ちょっと待ってね)
 ⇒ その37 サウジアラビアvsエジプト (ちょっと待ってね)
 ⇒ その38 イランvsポルトガル
 ⇒ その39 スペインvsモロッコ (ちょっと待ってね)
 ⇒ その40 デンマークvsフランス (ちょっと待ってね)
 ⇒ その41 オーストラリアvsペルー (ちょっと待ってね)
 ⇒ その42 ナイジェリアvsアルゼンチン
 ⇒ その43 アイスランドvsクロアチア (ちょっと待ってね)
 ⇒ その44 韓国vsドイツ
 ⇒ その45 メキシコvsスウェーデン (ちょっと待ってね)
 ⇒ その46 セルビアvsブラジル (ちょっと待ってね)
 ⇒ その47 スイスvsコスタリカ (ちょっと待ってね)
 ⇒ その48 日本vsポーランド
 ⇒ その49 セネガルvsコロンビア
 ⇒ その50 イングランドvsベルギー (今回の書き込みです)

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