日本 vs ウズベキスタン 2019.01.17 感想

アジア杯グループリーグ
2019.01.17 17:30(日本時間:22:30) カリファ・ビン・ザイード・スタジアム(アルアイン)
日本 2-1 ウズベキスタン
武藤(前43), 塩谷(後13)
ショムロドフ(前40)

● 布陣
 日本はいつもどおりの4-2-3-1ですが、ほぼメンバー総入れ替え。また、引いた守備では4-4のブロックを作って、4-4-2の形になることが多いようでした。

      武藤
  乾   北川  伊東
    塩谷  青山
佐々木 槙野  三浦  室屋
  シュミット・ダニエル

 ウズベキスタンも4-2-3-1です。

● 前半
 日本は勝つとF組首位となり、次はサウジ又はカタール。引き分け以下だと2位抜けで、次はオーストラリアとなります。
 ウズベキスタンは、堅く守ってカウンターを基本とし、遅攻のときは両サイドを広く使ってつないでチャンスをうかがいます。前半は日本より高いポゼッション率のように感じました。しかし、カウンター以外には決定的な形が作れません。シュート数は日本よりも上回りますが、互角以上の力ではありませんでした。
 一方、日本は、決定機を何度か作るもののそれを決めることができません。
 決定機を作る力の劣るウズベキスタンと、決定機を決める力が劣る日本との戦いというのが、前半の印象です。

 先制点はウズベキスタン。日本はサイドの縦のボールの駆けっこに負け、三浦が珍妙なコースを走るカバーリングからケロリとフェイントでかわされ、あっさり失点しました。小学生のサッカーにありがちなゴール・シーンです。
 日本の得点は、室谷が右サイドを深くえぐってクロス。ゴール正面の武藤がフリーになり、ヘッドで決めたもの。こちらは、高校生のサッカーのシュート練習のようなゴールでした。

 なんかレベルが低い感じ。
 それよりも、中盤のプレスがあまり機能しない日本の守備が気になります。

● 後半
 後半も似たような展開ですが、塩谷がゴール前の混戦からこぼれたボールを左のアウトに引っかけるシュートを決めます。
 その後はウズベキスタンの足も重くなり、危ない場面も数えるほどで日本が逃げ切りました。

 注目は選手交代です。
 まずは後半36分に乾を原口に代えます。このとき、乾は満足にトラップもできないほど疲労していましたので、リフレッシュ目的の交代と思われます。

 次は40分に武藤に代えて遠藤を投入します。北川をトップにし、青山をトップ下のような位置に上げて中盤を一気に超守備的な形にしました。「このまま逃げ切るぞ」という森保のメッセージが明確。
 そしてロスタイムに入って北川を冨安に代えます。時間が無いのでどのような布陣を意図したのかはわかりませんが、ウズベキスタンのパワープレーに対する高さ対策であることは明白。
 こうした森保のメッセージの明確さというのは、非常に注目すべき指揮能力だと思います。すごい。

 そして、森保の意識の中で、冨安は高さ対策を重視した要員であることは間違いなさそうですね。

● 北川
 問題は北川。
 はっきりいって、ひどい。
 一人だけ、下手な子が混ざってるという印象です。

 とにかくポジショニングが悪い。ボーッと突っ立って相手のDFを呼び込むことで、武藤、伊東、乾のシュートコースやドリブルコースを消すことが目立ちます。また、パスをもらえない位置(例えばDFのブラインドなど)に入り込む癖があり、サイドからのクロスを受けるときはニアに飛び込むかステップバックしてボールを待つかの判断もめちゃくちゃです。
 また、自身がサイドで楽な体勢でボールを持っても、突破するアイデアや技術がありません。
 さらに守備の場面では、怠慢なポジション修正や中途半端なチェイシングが目立ち、こいつがいないほうが安全じゃないかと思えるほど。
 稀にゴール正面で(高校生でもやるようなレベルでの)FWっぽい仕事をする以外、何の魅力もありません。
 ゲーム終盤での運動量は、武藤に完全に負けていましたし。(攻撃のときは武藤が北川の前にいて、守備のときは武藤が北川の後方にいる場面の、なんと多かったことか!)

 根本的なサッカーセンスの低さが感じられますので、今後の伸びしろがあるようにも思えません。
 選抜ミスですね。

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