日本 vs ベトナム 2019.01.24 感想

アジア杯準々決勝
2019.01.24 17:00 (日本時間:22:00) アルマクトゥーム・スタジアム(ドバイ)
日本 1-0 ベトナム
堂安(後12)

● 布陣
 日本はいつもどおりの4-5-1。トップに北川、ボランチは柴崎と遠藤です。

      北川
  原口  南野  堂安
    遠藤  柴崎
長友  吉田  冨安  酒井
      権田

 ベトナムは5-4-1。監督はなるべくピッチをワイドに使えと指示を出していたようですが、日本がボールを保持する時間帯が多めなため、意図したようにはならなかったみたいです。

● 高さ
 平均身長で日本が5cmも上回ります。

 そのため、ベトナムの攻撃は低いボールをつなぐこと、そして速いカウンターを仕掛けるというものでした。とくにボールの低さは徹底していて、セットプレーでは低いライナー性のボールを入れてきます。
 日本は欧州などの高いチームとやるときに、こうしたボールをあまり使いませんし、観戦記などでもそうした指摘を見ることはほとんどありません。
 日本よりベトナムのほうが、頭の良いチームとサポーターだなと感じるところです。

 一方、日本は高さで上回っているのに、攻撃では、まったくというほど空中戦に勝てません。唯一、CKからの吉田のヘッド(VAR判定でハンドとなり、得点は取り消されました)くらいです。

 とにかく北川がひどい。
 ポジションが悪いので、ポストになるハイボールがめったに来ません。ましてやサイドからのハイクロスなど皆無。また、DFラインからのボールにもことごとく競り負けていました。こうした場面で体の小さい選手に押されて倒れることもありました――まじ、使えません。
 ついでに、パスをつなぐ攻撃でもひどい。例えば南野がボールを持つと、必ずと言っていいほど、南野とゴールを結ぶライン上に北川が入ってきて、ドリブルコースやシュートコースを消します。意味不明です。
 見ていて敵の守備選手ではないかと思えるほどでした。

● 後半
 後半、日本はドリブルを多めにしたようです。
 その狙いが実って、12分に堂安がVAR判定でPKを取り、自ら決めました。
 その後はベトナムのパフォーマンスが徐々に落ち、交代で乾、大迫、塩谷が入り、日本が逃げ切ることとなりました。

 それにしても、権田は今日もダメダメ。
 彼にボールがいくと、ベトナムの選手は、なんと、驚くことに、とても珍しいことですが、一斉に、3人もの選手が圧力をかけに行きます。
 その狙いはドンピシャで、かなりの率で権田のボールは相手に渡りました。
 今日も、権田は敵チームの攻撃の起点です。

 柴崎も、後方からツンと蹴ってパスを入れるだけ。自分自身で仕掛けたりPA内へ入り込む動きをしませんし、守備のぬるさもあいかわらず。

 終盤になると、遠藤がヨレヨレになりながらも前後左右に動き回ってなんとか中盤を形にします。満足にヒールキックも蹴れないほど疲労しながら、タイムアップ寸前に敵陣コーナー付近でのボールキープに参加するなど、まさに今日一番の功労者でした。
 それにしても、柴崎のお守りは大変だ。塩谷が入った時、遠藤がどれほどホッとしたか、ちょっと訊いてみたいですね。

● ベスト4
 次はイラン又は中国との準決勝。
 勝敗はどうでもいいから、イランとのレベルの高いガチ試合を見たいですね。

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