映画の感想文 [1224] スレンダーマン 奴を見たら、終わり

【スレンダーマン 奴を見たら、終わり】
原題:Slender Man
製作国:米国
製作年:2018年
日本公開:劇場未公開
監督:Sylvain White(シルヴァン・ホワイト)
出演:Joey King(ジョーイ・キング), Julia Goldani Telles(ジュリア・ゴルダニ・テレス)

===== あらすじ(途中まで) =====
 深い森に囲まれた町に、古くからの言い伝えがあった。森の中にスレンダーマンという怪物がいて、その姿を見たものは、しばらくしてどこかへ消えてしまうというものだ。
 高校生のレン、ヘイリー、クロエ、ケイティの4人は、夜の森の中で、興味本位でスレンダーマンを呼び寄せる儀式を行った。その場は何も起こらなかったが、しばらくしてケイティが行方不明になってしまった。
 レンは、ケイティを探し出すために、スレンダーマンの謎を解こうと古い書物などを調べて回った。しかし、彼女にも不気味な影が忍び寄っていた。

===== 感想 =====

● 木々のざわめき
 一人で山道を歩いていると、森の木々のざわめきが不気味に思える時がある。夜になれば、かすかな明かりに浮かぶ木の影が怪しい人影に見える時もある。
 こうした森の怖さを擬人化したものがスレンダーマンという伝説になるのだろう。

 この映画では、実際にスレンダーマンが現れ、人をさらってしまう。
 森に恐怖を感じたことがないと、この映画の怖さは感じられないだろうな。米国の田舎は、砂漠でなければ森林地帯ということになるし、都会育ちでも自然の中でのキャンプなどの経験も多いそう。なので、米国ではそこそこの評価らしいけど、日本ではかなりきついみたい。

● 暗闇にどっきり
 ホラーと思ってこの映画を観ていると、ちょっと捻りが足りないなと感じる。
 スレンダーマンそのものは、とりたててオカルト的なパワーが強いわけではないし、ビジュアルもさほど異形な姿をしているわけではない。
 そのため、暗闇から何か怖いものが迫ってくるぞという恐怖。これの繰り返しになってしまった。しかも、田舎の女子高生たちの退屈な日常のエピソードが話のつなぎになっているので、全体の流れもちっとも盛り上がらない。

 レンが主役ということらしいけど、特別に活躍するわけではないし、他の子と比べてさほど出番が多いわけでもない。結局、登場人物の誰にも感情移入できないまま、ダラダラと話が進むという感じ。

 どっきりシーンだけで引っ張ろうとしたのかな。それにしては映像のパワーが弱すぎた。

● 難
 ストーリーも映像もいまひとつ。
 もっと本能的なところで震えが来るような内容がよかったのではないか。
 それだと渋すぎるのかな?


画像

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